救命オンラインセミナーとは
一言で“救命”といっても、状況によって対応方法、必要とされるスキルが異なります。例えば目の前で人が倒れた時、心筋梗塞か、アナフィラキシーショックか、窒息か、その原因により初期対応は異なります。救命の場面に遭遇した時にケースバイケースで対応ができるよう、状況ごとの講座を開設し、正しい救命の知識、スキルを学べる内容となっています。コロナ渦のためオンラインで講座を行っており、全国に講座を届けることができます。

過去の講座内容
「インフルエンザウイルス対策」「コロナウイルス対策」「低体温における認知症高齢者における対策」「窒息における認知症高齢者における対策」「転倒の認知症高齢者における対策」「てんかん講座」「アナフィラキシー対策講座」「プール事故対策講座」「腹痛の認知症高齢者における対策」など…高齢者施設と保育施設を中心に講師を展開
救命オンライン講座の目的とは?
目の前で人が倒れた時、あなたは速やかに救護活動をすることができますか?救急車を呼べば安心できますか?東京では救急車を呼んでから現場に到着するまで、平均して約7分、そこから病院で医師に引き継ぐまで約30分かかります。時間の経過と死亡率を示す「カーラーの救命曲線」によると心停止から3分、呼吸停止から10分、大量出血から30分で死亡率が50%に上がってしまうとされており、救急車が到着するまでの適切な処置が生死にかかわることもあります。そこで、このような状況に置かれた時、慌てず素早く適切な手当ができるよう、救命手当の基礎知識と手順を知っておく必要があります。
このセミナーでは、一人でも多くの命を助けるために、初期対応でどのような救護活動が必要なのかを学んでもらい、実際に救命の場面に出会ったときに必要な処置を判断し対応ができる人を増やすことを目的としています。
